ひろプリライブ ときめく夕空公演 雑感
「いつもの街 いつもの毎日 そこにみんながいるミラクルは タカラモノ!」
バイトを早めに切り上げて私服にひろがるチェンジ、途中ベースブレッドを買って喰みながらのんびり会場へ。寄り道しても10分で着く。
入場口に近づくほどお子さん……は全然いないな。女性比率は確かに高いし子連れもちらほら見かけるけれど、半分以上は俺たち男のお友達だったと思う。馴染みの現場じゃないか。
以下雑感です。備忘録みたいなもので、ライブレポほど親切ではありませんがご容赦ください。読んでもいいし読まなくてもいいです。
○入場〜開演前
・パシフィコ初めて入った。個室トイレがもうちょいほしい
・上段席最前ど真ん中。いい席。
・ステージの衣装が「P」とか「F」の形になってる、開演前は撮影禁止じゃないっぽい……? 慣れない
・子供もいるけど大きいお友達ばっかり
○ひろがるスカイ!プリキュア ~Hero Girls~(石井あみ)
・石井あみさん歌うますぎだる!!!!! まじでほんと一番上手い 今後も世間に向けて歌い続けてほしい……
・意外とみんなスタンディングしないみたい、3階席は1割も立ってなかった気がする アリーナも両翼は立ってる人多かったけど真ん中ブロックは基本座ってた
・「ソラノケハイ」とかめちゃくちゃ声出てる、大人の男の人の。
○出演者紹介など
・関根明良さんソラちゃんすぎる、周りのキャストさんが背高いから相対的に一番ちっちゃいのかわいすぎ いちいちぴょんぴょんしてるしハケる時も小走り ソラちゃんだ……
・七瀬彩夏さん美人すぎる 四捨五入で頭ないぐらい細長い 「アゲてくよ〜!」みたいなフリ最高でした 本物だ
・加隈亜衣さん加隈亜衣さんすぎる 演技でしか加隈亜衣さんを知らない人が思い描く加隈亜衣さんそのままって感じ 「ふわりひろがる優しい光」すぎ
・村瀬歩さん立ち振る舞いが洗練されてて舞台に立つ人って感じ、ピンと立ってブレないし流れるようなお辞儀をなさる。キャリアあるから話を回すのも上手い
・ソロ曲ないのに古賀葵さんがキャスティングされてることについて深く考えてなかった、へにゃっとしてて麗し可愛い人でした
・吉武千颯さん
・このすばで出会ってトウカイテイオーを経由したMachicoさんにプリキュアの現場で初めてお会いするとは思わなかった 不思議なご縁すぎる
・そんなこと言ったらメインキャスト全員好きな作品でお見かけしてるし吉武さんも昔から気になってた、そんな人たちと「プリキュア」ってタイトルのもとに初めてお会いできるの感慨深え
○全力ヒーローガール(ソラ・ハレワタール/関根明良)
・ソラちゃんおうたじょうずだねえ!!!!!
・声デカいし通るし歌上手いし機敏に動き回ってるし、ソラ・ハレワタールがそこにいたよ…… マント靡かせる振り付けもよかった
・ましろパートで加隈さんがゆっくりセンターに戻る後ろで、合いの手入れながらぴょんぴょん歩いてる関根さんほんまソラちゃんすぎる
○あたたかいあたりまえ(聖あげは/七瀬彩夏)
・あげはさんの曲だけ小さい子から「あげはー!」って声援が飛んでてよかった。最強の保育士だ……
・「のぼってく太陽に顔をあげる人たち」のところで一番大きい光源(スポットライト)を見る振り付け、スポットライトを太陽に見立ててるみたいで素敵だと思いました
○おんなじ、だいじ(エル/古賀葵)
・ボーカルアルバム発売時にはマジェスティが未公開だったから、ここで初披露。古賀葵さんがキャスティングされてる理由を深く考えてなくてよかったです
・あえて言葉数を少なくしてるっぽいのいいですよね、他の子と同じならキュアマジェスティじゃなくてエルちゃんの歌のはずだから……
○歴代主題歌コーナー
・「マックスハート!」のコール揃い方やばい。5GoGoとかも含め、今初めて現地で聴けることもすごく感慨深かった
○ DELICIOUS HAPPY DAYS♪
・めちゃくちゃ聴き込んでコール覚えてきたけど、多分声出し初披露なのもあって意外と揃ってなかった。声出し初解禁のサイコーハートより積み重ねのあるTOKIMEKI Runnersの方が盛り上がるのと同じ現象
・俺はそれなりに叫びました
○FLY TOGETHER!!!!!
・4人バージョンの時から「!」が5本立ってたの、おれは見逃してませんでしたよ(ありがとう)
・自分のパートじゃない時に客席に手を振る古賀さん素敵だった
○シェアして! プリキュア
・石井あみさん歌がうますぎる
・複数人で歌うもんだと思ってたからほとんどソロ歌唱でいい意味で驚いた、マジで歌が上手い
○Dear Shine Sky
・アンコール前最終曲。吉武さんここまでほとんど出づっぱりでめちゃくちゃタフだ
・笑顔が素敵な人が好きです
○ヒロガリズム
・アンコールは「プリキュア」だった
・本命すぎてなんも言うことない
・「いつもの街 いつもの毎日 そこにみんながいるミラクルは タカラモノ!」
・「ヤッタネ!晴れ渡る空」のところで会場が明転したのよかったけど泣きっ面が晒されて恥ずかしい
里内里帰り
函館土産のチョコを運ぶUber配達員となり、徒歩15分くらいの場所に位置する「ばあちゃんち」までチャリを飛ばした。中学時代までを過ごしたその辺りから隣町(区は同じ)へ引っ越して以来「ばあちゃんち」は駅とは逆方向になってしまったから、そちらへは半年とか一年とか二年に向かうきりになっている。今日行ったのもたぶん二年弱ぶりで、見知った街のはずなのに馴染めないような、新鮮なような感じがした。そこでふと気づく。
「……これ、帰省と同じか?」
多分似たようなもんだと思う。小高い丘の上には記憶にない民家が数軒建っているし、花屋が閉まったのは知ってたか知ってなかったか。集団指導塾の下のテナントが空いている気がする。人があんまり垢抜けていない。車通りが多い、自転車用の道がなくて危ない、看板の広告が変わっている、今日はこの公園から富士山が見えない。公園の横に建つ小学校の同期の家は、数年前に建て替わった。「知ってる」をベースに細部が違っていて、ちょうどそのまんま旧友に数年ぶりに会った時みたいな、距離感を手探りするような気持ちになった。違う時を過ごすってこういうことか。
「ばあちゃんち」も、庭の草が記憶より生い茂っていたり、若い猫がでかくなって見分けがつかなくなっていたり、古株のヤツは痩せて小さくなっていたりしたし、ばあちゃん本体……は思ったより変わんねえな。ちょっと顔が弛んだかな、とは思ったけれど、「コロナ以来全然外に出なくなった」と聞いて想像していたよりはよほど元気そうだった。よかった。孫に対しては典型的なツンデレなひとだから、表立って喜びはしなくともいろいろ(冷凍食品とか)くれるし、久々にお小遣いもくれた。お土産本体と送料込みでもワリが良すぎる額だ。ありがたい。それだけに、あんま頻繁に来ると朝貢みたいで気が引けるんだよな……。
ありがちな雑談を交わし、なんかすごいでかいテレビから垂れ流されるジャパネットたかた(数年前同じ場所で聞いていたときはたかたさんだった)をBGMに仏壇の祖父に線香をあげ、チーンし、余りもの全部入りの大量の飯を食わされ、なんかすごいでかくてフレームレートがうちの倍はありそうなヌルヌルのテレビでコナンを観て、大量の猫と長時間触れ合う。「ぼくのなつやすみ」みたいなノスタルジーすらある。帰省だ。
猫を懐柔しているようで猫に懐柔されている、深淵を覗くような数十分を過ごしてお暇。玄関先まで送りに来ないのがばあちゃんらしい。
ボディバッグ1つで来たのに、リュックいっぱいに等しいくらいの荷物を自転車のカゴに積んみ込んで帰途につく。ほんとの帰省なら「荷物送っとくからね」で受け取るヤツを持って帰るみたいなもんか。いずれにせよありがたい。猫ともども、とりあえず次来る時までは変わらず元気で過ごしてほしい。
チャリを漕ぎながら、いつもは左を通るバリケードの右を通る。この二年で草が生い茂っていた。
おわりです。人生最後の夏休み最終盤に、何気なく一番夏休みっぽいことをした気がします。
20230727
午前から夜までフルタイムでバイトであった。実働8時間と少し。タナオロシというやつで社員たちは無限に残業していたが、助太刀するにはこっちがあまりにぐったりしていたので、目立たないようにそそくさと退勤。サヨウナラ。
さて、ツイートするほどではないが、バイト中にぼんやり考えていたことがいくつかある。「おっぱい」「ポケモンガキ」「邪魔ガキ」「大好き人間」である。
むろん、「おっぱい」が一番しょうもない。若葉ヒナタのおっぱいを思い返したり、りっぱなおムネをお持ちのお客さんをガン見したり(りっぱなおムネをお持ちのお客さんをガン見してはいけない)しているうちに、「見ているばかりではあまりにもどかしい、俺は手に収まりきらないほどのでっかいおっぱいを揉まずに死ぬのか、それでいいのか。しかしそれに金を払うのはなんというか、あまりにシモに正直すぎる。俺にはできない!」と、泥沼から抜け出せなくなってしまったのである。あまりにくだらない。
「ポケモンガキ」「邪魔ガキ」は、基本的に子供が苦手な僕の、子供に対する好き嫌いについてである。
ある客に、祖母・母・ガキ・ガキの構成でやってくるものがあった。兄(か弟)は手にピカチュウのぬいぐるみを、弟(か兄)はイーブイを持っていて、二人して祖母をやさしめに攻撃していた。というか、じゃれついていた(ポケモンだけに)。あまりにかわいいので祖母にはこうかばつぐんだったに違いないし、じゃれつくなのに範囲攻撃になっていて、ついでに僕もひんしになった。就職を控える今、将来というものの暗さについて最も多感な時期にある僕に、無邪気にポケモンのぬいぐるみで遊ぶ子供たちは眩しすぎる。小学校にも上がらない頃、数年に一度しかいかないポケモンセンターヨコハマ(あの頃はみなとみらいにあった)で買い与えられたパチリスのぬいぐるみが、いまだに押し入れに保存してあることまで、思い出してしまった……。
ところで別な客に、父母・姉・クソガキで来店するものがあった。クソガキはしきりにレジ打ちを邪魔し、家族も強いてそれを咎めることなく、むしろ和やかに見守っている。こちらの心境としては「全員が全員子供好きだと思ってんじゃねえよさっさとソレつまみ出せ、二度と来るな」って感じであった。この世に法律がなければ全員まとめてぶちコロしていたに違いない。いや、姉はおっぱいがデカかったので許すかもしれない(伏線回収)。
そんなわけで最近、どうやら僕は子供全般が苦手なわけではなく、言葉の通じないクソガキや、クソガキをクソガキのまま育てる親たちが苦手らしいことがわかってきた。多分、当たり前のことである。
「大好き人間」については詳述しない。これは具体的に書いたり呟いたりせずともTwitter上のへどにさんからダダ漏れなので、恥ずかしいのである。
おしまい。
安達としまむら 11 超短い感想
相変わらず綿菓子みたいなかき氷みたいな、ふわふわ漠然とした詩みたいな小説だった。今回はしまむら目線、小中高校に大学の時系列の短編集。徹底して二者関係を描くなかで、小学校時代の樽見、中学時代の「初恋」と対比させるように、高校大学での安達との恋人関係を描く。漠然と「ずっと樽見の隣にいるのだろう」と思っていた小学校時代と、静かながらもその先も安達の隣にいることを確信している高校大学時代。人付き合いって儚くて素敵ね。
サンチョとかパンチョとか、先輩とか、誰が現れてもあくまでも二者関係への刺激に過ぎなくて、三者以上の関係に発展していかないのがあだしまに徹底されてるところだと思う。母同士とか、日野とながふじとか、妹とヤシロとか。
次で終わりは寂しいね。まあ僕らの目が及ばないところでもよろしくやってくれたまえ……。
20221124 マジでただの日記
データ容量を買う金惜しさに低速を食らっていて文字データの授受しかできないため、Twitterでの現実実況は控えめにしておいた。
一応今日は誕生日だが、特に変わったところない、ただ天気の良い一日だった。雲量はそこそこだけれど視程が抜けるように広く、レインボーブリッジを渡るいつものバスから、紺色の絵の具でベタ塗りしたような房総半島がよく見えた。実は雲ひとつない晴れの日よりも、適度に雲が散り、空気が澄んで、視界にメリハリのある日の方が好きだったりする。その点、今日は本当に理想的な「ただ天気の良い一日」だった。
誕生日当日限定でタダ飯を提供してくれるという恐ろしいカレー屋目当てにお台場に足を運んだけれど、サイレント休業日で扉が閉まっていて、あてがはずれた。こっちも誕生日で気が大きいので「ま、そんなこともあるよな」とすぐに割り切って、ビールとかサイドメニューとかにかけるはずだった数百円を、ローソンの惣菜パンとレンタサイクルに回した。天気がいいのだから外でパンを食むのも悪くない。というわけで、レインボーブリッジを望むエリアで比較的人の少ないベンチに腰掛け、水面に浮かぶ無数の黒点と化した鳥たちを見るともなしに見ながらパンを食べた。味については値段なりの記憶しか残っていない。あと、なんかでかいビニールか服みたいなのが浮いてるな、と思って海面に近づいたらアオサギの死骸だったりした。さすがに初めて見た。
チャリを借りて青海の方まで走る。房総半島の方を見たかったので、潮風公園を大回りして青海なんとか埠頭公園に寄りつつ、ミナトリエに向かった。地上100mからの景色を無料で見せてくれる施設である。まあ無料でカレーが食えなくても、無料でいい景色が見られる場所はあるし、いっかいっか。気にしてない。
日が傾くにつれて雲が増えていったので、早めにお台場の景色にサンキューして、大井町経由で横浜に帰る。第二の目的地はポケモンセンターであった。僕よりポケモンSVが好きなやつこの世にあんまいないからな……。
そういやいつも誕生月キャンペーンとかやってるな、と思いつつ学生証を提示した。Switchを持ってなかったのでポケモンはくれなかったけど、めっちゃ祝われた。かわいいグッズがたくさんあったのでニャオハのラバーコースターとホゲータのクリアファイルを買った。虹ヶ咲なら1800円は取られる内容だけど、ポケモンセンターのレートでは1100円だった。
あとは最寄駅でラーメン食って、今は「眠いな……」と思いながらゆっくりしてるところである。色んな意味で生放送が怖い。
宮木あや子『手のひらの楽園』のまとまりのない感想、というか備忘録
よかったです。よくないと記事なんて立ち上げないけどな。
たまには表紙買いしてやろーということで、新潮文庫の新刊棚に積まれていた『手のひらの楽園』を読みました。新潮文庫って紙の密度が高い感じというか、同じページ数なら角川とかよりも紙が重たい気がします。どっちも好き。表紙買いといえば、僕が表紙で選ぶとだいたい女の子のイラストが……。しかしこの表紙、右手に発電所、急深の浜……って本編の「ササ浜」なんですね。というのは置いといて、離島が舞台の小説が読みたいなとなんとなく思っていたのです。空も海も真っ青でど真ん中に女子高生ドーンの表紙、最高じゃないですか。ひと夏過ごせば真っ黒になってしまうような強烈な日差し、慣れ切った塩の香り、子供たちのはしゃぐ声、花火、虫取り、スイカ……離島に抱くイメージが夏過ぎる。まあ読んでみると帯に偽りなし、厳密には「離島が舞台」じゃなくて「離島出身の高校生~」で、島で展開するのは体感三割くらいだったんですが。外で育った人が島の常識に戸惑うのも、島で過ごした人が外を知るのも、島小説です。
ネタバレなしでもうちょっと。この小説、島・田舎×女子高生×エステという新手の青春小説でした。「〇〇科」とかで専攻を持ち出してしまえば高校生のキャラクターでもかなり専門的なことが描けるし、青春小説って構成要素を工夫すれば無限に新しいのが作れそうでワクワクしますね。
あと、百合です。
そろそろネタバレします。
島が舞台の小説って他がどうなのかわかんないですけど、将来的にここを出る出ないの話が、登場人物の一側面として描かれがちな気がします。島に限らず田舎町でもそうですね。跡継ぎ問題なんかもかかわってくるんでしょうか、「いまさら翼といわれても」なんかもまさにこんな話でした。この小説の場合、松乃島と長崎県に出る出ない問題が発生します。離島という極端に閉鎖的な環境を心のよりどころと思うか檻ととらえるかみたいな視点もありました。本当に窮したときには縋れる場所、帰る場所であってほしいとかとか。タイトルの「手のひらの楽園」ってひとつにはこのちっぽけなふるさとのことを言うんじゃないかなと思ったりもして、島を追い出された友麻の母にとってももちろん友麻や飛央にとっても、この島が楽園でありますようにって思います。
考察とか得意じゃないのでふわっとした解釈ですが、「手のひらの楽園」が指すものについてもうちょっと。主人公の友麻がエステ科所属なのもあって、温度とか大きさとか感触とか、人の手に対する描写がちょこちょこ出てきます。恋人同士で手をつなぐとき、実習で触って確かめるとき、ふとしたきっかけでたまたま触れ合うとき。友麻はわりと、他人の人柄とか自分と相手の距離感みたいなものを手のひらから読み取っています。また、友麻自身の手のひらについても、施術がうまいわけではないのに「何か」が出ていて妙に気持ちがいいとか、「何か」が出なくなってしまったとか、「何か」は出なくなったけど気持ちいいとかで、変化や成長が象徴的に描かれています。正直ここマジで好きなとこです。たぶん島から出たばかりでプライバシーの概念とか全く縁遠い、無垢すぎる友麻にしか出せない「何か」があって、それが次第に失われていくんですけど、代わりに人としてもっと大事なものを上書きしていくみたいな、そういうお話だったと思うのです。
あと、百合です。百合小説としてもいいんじゃないですか。その道に明るくないので客観的なことは言えませんが。友麻の暮らす寮に二年生から入ることになったこづえ、ふたりはもちろん同室。こづえははじめ、二年から入寮することになった理由もあってなかなか心を開きませんが、そこで友麻の施術です。少しずつ心を開いていくこづえ、増えていく笑顔、自然な冗談、お互いの実家に招きあう……。いや、百合です。特に第二章、友麻がこづえを松乃島に招くところには、僕が島小説に求めていたすべてが詰まっています。備忘録ですけど、どっちかというと忘れて読みたいし、ネタバレありの感想とはいえこれを語ってしまうのは無粋すぎるので、この辺にしておきましょうか。
はい。マジでなんもまとめる気がありませんでした。初読時の感想を思いつく限り残しておくって素敵だと思ったので、書いちゃいました。ではまた。
日記20220601
バイト中に考えたことを中心に、帰りの電車と夜道で書いてみようという気運が高まっています。
つーわけで。6月に入りましたがいかがお過ごしですか?蒸し暑くてくたばってますか。僕は大学とバイトと殺し合いを演じて、明日は用事ありの全休というところです。歯医者と野球観戦、合間に発表準備ですか。楽しいばかりとはいかなそうです。
で、バイト中は当然スマホができないので、漠然とした思考の海に沈めるわけですな。レジなんかだと常に手と口を動かしてるのでなんも考えられたもんじゃありませんけど、品出しとか賞味期限チェックなんてほとんどお得意様みたいなもんで、時間いっぱい何かを考えてます。や、でも深いこと考えられるわけではもちろんありません。昨日の野球の試合はどうだったとか、好きなアニメのどういうところが好きか、曖昧な感覚を言葉に起こしてみるとか、そんなもんです。スマホがないということは逃げ道がないということでもあって、当然直近の出来事に思考が引きずられるわけですから、嫌なことがあったなら数時間ずっと沈みっぱなしでいなきゃなりません。
そんなわけで今日考えたことです。
その一。関東圏で「ICOCA使えますか」はさすがに配慮がないやろ。エセ関西弁使ってもうたけど、関西圏にゆかりのないレジのおばさんは困惑です。近くにいた僕が助け舟を出せたのでなんとかなったものの、僕だってTOICA圏の沼津に行けば「Suicaで」を「交通系で」に言い換えることくらいはしますから、ちょっとでも省みて欲しいもんです。まあ超悪いってわけでもないのでなんともですが。ちなみに大阪行った時は交通系使わなかったので配慮が要りませんでした。もしやこれこそ最大の配慮?
その二。品出し中、「館内にゴミ箱全然ないんだけどキミどこにあるか知らない?」と店の外から話しかけてくるおっさんに遭遇。知らねーよと思いつつ、たまーに使うゴミ箱を一箇所思い出して教えてみると、「いやーなんでこっち側にしかないんだろうね、キミちょっとゴミ箱増やすように上に伝えといてよ」。僕の上司は店長とか社員ぐらいしか心当たりがないが、はて店長はショッピングモールのゴミ箱事情に関して何か権限が……!?もちろん反語です。ショッピングモール側に直接縁のある人なんて清掃のおばさんくらいしかみたことありません。サービスカウンターのお姉さんもそうか。いやでも彼女らは別に、小売店で働いてるだけの僕の「上」ではないので、やっぱあのおっさんみたいな大人にならないようにしよーと決意するくらいしか僕にできることはありません。接客業に従事しておいて楽しい時にしか笑えない僕ですが、おっさんとやり取りしていた時には笑ってたんじゃなかろうか。僕は性格が悪いので、はっきり自分より考えられない人が大嫌いであり大好きでもあるのかもしれません。
その三。横乳はエロいですけど、横乳だけでは真価を測ることはできません。夏は向かうにつれ薄着になったクラスメイトの、破壊力抜群の横乳を目撃した僕。今まで気づかなかった自分の目の節穴ぶりに戦慄きつつ、「ちょっとトイレ」と席を立ち、移動しながら横目で確認。前から見てもすごい。さらに、しばらく後、僕が動かないまでも彼女自身が、立つ!?歩く!?揺れる!?!?……この授業は皆勤でいこうと心に決めました。
その四。どうやら僕は、いかに作った感じのする「キャラ声」や「ロリ声」があんまり好きじゃないみたいなのです。とはいえ好きじゃないものの話をしたいのではなくて、キャラ声なのに大好きな例が身近にあったのです。むろん中須かすみさん。かすみさんのかわいい観は信念と言い換えてもいいものですから、その彼女が自信を持ってぶりぶりしてるなら、それはもう大好きなんですね。キャラ声に自覚的な子というか、QU4RTZとかではしっとり低めの声で歌うこともできるし、心底からの言葉を投げかける時にもぶりぶりが鳴りを潜めたりします。いいじゃないですか。
おしまい。なんかあんまり明るい話にならなかった!